なつやぎブログ

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果てしなく湿度の高い『渇き。』感想・評価

映画1日1作品ブログ8日目

 

今日はこちら。

 

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渇き。

 

解説 

 

「告白」の中島哲也監督が同作以来4年ぶりに手がけた長編作品で、第3回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した深町秋生の「果てしなき渇き」を映画化。妻の不倫相手に暴行を加えて仕事も家庭も失った元刑事の藤島昭和は、別れた元妻の桐子から娘の加奈子が失踪したと知らされ、その行方を追う。容姿端麗な優等生で、学校ではマドンナ的存在のはずの加奈子だったが、その交友関係をたどるうちに、これまで知らなかった人物像が次々と浮かび上がってくる。娘の本当の姿を知れば知るほどに、昭和は激情に駆られ、次第に暴走。その行く先々は血で彩られていく。ろくでなしの元刑事・昭和役で役所広司を主演に迎え、娘・加奈子役には新人・小松菜奈を抜擢。妻夫木聡、二階堂ふみ、橋本愛、オダギリジョー、中谷美紀ら実力派が共演する。映画.comより

 

トピック

 今作のシナリオをまとめた書籍『渇き。STORY BOOK』

この中に収録されている原作者書き下ろしの『潤いの果てから』は加奈子目線で書かれた続編、スピンオフ作品。

後述するがなかなか映画だけでは理解しがたい箇所がたくさんあるので、謎が気になる人は原作と一緒にチェックしてみるといいだろう。


渇き。STORY BOOK

 

 

感想

 ★★☆☆☆

記事のタイトルにひねりはなく、ドロドロ血糊の多さと常に汗かいている主演の役所広司その他くるってる人達の狂気・・・

それらがそろった画面の濃さ。ねっとりしていた。

 

時系列をバラバラにして組み合わせているのでなかなか初見では状況を把握しづらい

今までの私の知っている中島監督作品ならもっと王道と言うか、観やすかったんだけどな。

そんな分かりづらい中でもストーリーは何とか追えて、

”ああ、これも『告白』同様で復讐劇なのね”

と理解したのもつかの間・・・

原作にはない、加奈子のあるセリフから意味不明なことに。

復讐劇じゃないの!?

『私が殺した』

映画では加奈子の狂気ぶりを更に出したかったもしれないが、分かりづらくなってしまっているし、このセリフのせいでただのバタバタバキューン的なお話になっちゃったんじゃないのかな。

映画は最後までエンドロールまでしっかり観るけど、これは終盤から退屈な時間が続いてしまった。

結末もそれで終わり?と思うちょっと中途半端な印象・・・

中島哲也監督の作品、今まで私が観たものは全部当たりで結構好きだった。

『下妻物語』『嫌われ松子の一生』『パコと魔法の絵本』『告白』

が、これは好きになれず。残念でした。

 

 

 見どころ

 

小松菜奈のかわいくて妖しい存在感、サイコパスっぷり。

役所広司の怪演。

その他出演者さん迫真の演技で痛そう、辛そう。

色鮮やかで派手なパーティーシーンのファッション・メイクなんかも注目すると楽しいかも(速くてよく見えないけど)

 

こんな人におススメ!

 

グロいシーンが見たい人。

切り取られた場面を繋げてストーリーを解読したい人。

 

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イメージワード

怖い・グロ・絶望的 


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