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これぞ日本アカデミー賞作品賞・堅実マジメな正統派 映画『舟を編む』感想・評価

映画1日1作品ブログ11日目

 

平成最後、今日の一作です。

 

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舟を編む

解説

 

出版社の辞書編集部を舞台に、新しい辞書づくりに取り組む人々の姿を描き、2012年本屋大賞で第1位を獲得した三浦しをんの同名小説を映画化。玄武書房の営業部に勤める馬締光也は、独特の視点で言葉を捉える能力を買われ、新しい辞書「大渡海(だいとかい)」を編纂する辞書編集部に迎えられる。個性的な編集部の面々に囲まれ、辞書づくりに没頭する馬締は、ある日、林香具矢という女性に出会い、心ひかれる。言葉を扱う仕事をしながらも、香具矢に気持ちを伝える言葉が見つからない馬締だったが……。馬締役で松田龍平、香具矢役で宮崎あおいが出演。監督は「川の底からこんにちは」「ハラがコレなんで」の俊英・石井裕也。第86回アカデミー外国語映画賞の日本代表作品に選出。第37回日本アカデミー賞では最優秀作品賞、最優秀監督賞ほか6冠。映画.comより抜粋

 

トピック

ロケ地

主人公・馬締の下宿する『早雲荘』。文京区本郷に建物があり、外観はこちらで撮影。

建物内のシーンはセット。

たくさんの本に囲まれ古びた内装は香りまで感じられそうなほど雰囲気がある。

 

今作が米国アカデミー賞の外国語映画賞に選出された当時、石井裕也監督は30歳。史上最年少の選出であった。

 

『大渡海』の広告のモデルに麻生久美子、装丁デザイナーにピース又吉が友情出演している。

 

感想

 

★★★☆☆

 

平坦なストーリー、静かな感動。

1冊の辞書を作るための、15年間という長大な年月。

いつの間にか惹き込まれて一切退屈せず観られた。

言葉を扱う作品だけに、言葉が丁寧に扱われている印象だ。

 

 

国語学者の松本を演じた加藤剛がとても良かった。

丁寧に綴る言葉に、柔らかくも情熱的、深みのある人柄がにじみ出ている。

 妻役の八千草薫とのシーンはとても素敵で理想的な夫婦像だった。

 

個人的に宮崎あおいは板前姿があまり似合わないと感じた。

かわいいけど・・・

かわいさより和風美人な雰囲気を持った女優の方がカグヤに合っていたと思う。

 

同原作者『WOOD JOB!』と同じく、人との繋がりを持って変化していく主人公。

こちらはメガネ猫背の松田龍平が好演している。

こういうオタクっぽい役似合うなぁ・・・

 

WOOD JOB!同様、人とのつながり、心惹かれる仕事を見つけることの大切さ、そこから生じる幸せを感じることができた。

 

 

 静かで古風でちょっと寂しい・・全体的な雰囲気がとても日本アカデミー賞作品賞らしい、正統派な作品。

 

私の中で時間をおいて寝かせて、発酵した頃に再度観たい一作。

 

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見どころ

 

堅実役者陣の演技。

 

こんな人にススメ!

 

淡々と静かに惹きつけられる映画が観たい人。

古民家や古書など、古いものに魅力を感じる人。

 

イメージワード

感動・泣ける


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