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まるで不思議で優しいおとぎ話 映画『横道世之介』感想・評価

映画1日1作品ブログ16日目

 

昨日観た分です。

 

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横道世之介

 

解説

 

「悪人」「パレード」の吉田修一による青春小説を、「南極料理人」の沖田修一監督が映画化。1980年代を舞台に、長崎の港町から大学進学のため上京したお人好しの青年・横道世之介や、その恋人で社長令嬢の与謝野祥子らが謳歌した青春時代を、心温まるユーモアを交えながら描く。主人公の世之介に高良健吾、ヒロイン・祥子に吉高由里子ほか、池松壮亮、伊藤歩、綾野剛らが出演。劇団「五反田団」主宰の劇作家で小説家の前田司郎が共同脚本を担当。映画.comより

 

トピック

高良健吾と吉高由里子。共に出世作となった『蛇にピアス』以来の共演で主人公とヒロインを演じている。

 

 

感想

 

★★★★★

ちょっと変わっててなんか不思議でもいい奴。

主人公の横道世之介ってそんな印象。

そしてこの映画自体にも全く同じ印象を抱く。

プラス、寂しさもちょっとだけ加わる。

 

先日『キツツキと雨』の記事で沖田修一監督の作品は説明少なく心情が伝わってくる、といった内容を書いたばかりだが、こちらの主人公、横道世之介は違った。

読めない、不思議くん。いや、不思議なのかもはっきりしない。

でも間違いないことは

”ふと昔の記憶の彼を思い出す時、みんな笑顔になったり笑ったりしてしまう”

ことから分かるように、彼は善良で愛される存在。

 

この愛されキャラ具合、つかめなさを高良健吾が見事に演じている。

肩を内側に丸めて腰に手を当てる立ち姿勢なんて世之介そのものっぽくてふっと笑ってしまった。

 

それからヒロインが魅力的!

お互いの想いを打ち明けるシーンがとにかくもうかわいいのなんの(変なんだけどね)

にやにやしてしまった。

 

 

倉持(池松壮亮)の引っ越しを手伝うシーン

加藤(綾野剛)のカミングアウトの後のシーン

病室でお手伝いさん(広岡由里子)が涙を流すシーン

千春(伊藤歩)がニュースを読み上げた後のシーン・・・

その他にもいろんなところに優しさが散りばめれている。

 

これはリアルな人間ドラマではない。

優しいおとぎ話のようで、世之介もまたそんな人だった。

 

 観終わった直後よりも、一日たった今の方が愛おしさを感じる。

心に残る、文句なしの名作だと思う。

今後この映画を思い出す時、語る時。少し寂しく、でも自然と口角が上がってしまうだろう。

 

 

見どころ

 

ヒロイン祥子の可愛さ。

変わってて結構強引なんだけどそこがまたいい。

Amazonプライムビデオで横道世之介を観る

 

こんな人におススメ!

 

あたたかい気持ちになりたい人。

 

世之介と同世代の人。

(世之介は1987年に大学進学のために上京)

バブルの空気感、ファッション等雰囲気が懐かしいはず。

イメージワード

ほのぼの・感動・不思議


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