いよいよ最終話です!
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解説 考察
第12話 みんな雲の中

12話スタッフ
脚本・絵コンテ・演出:湯浅政明
作画監督:伊東伸高
コピーワープVSカイバ!

コピーワープが誕生するシーンからはじまるこの回。
本当のワープ(カイバ)の一瞬の身代わり。そのためだけに袋から生まれたコピーワープ。
しかもカイバとは違い、能力もなく不完全な肉体。。
指令を出す機械からも邪険に扱われるし、虚しい存在ですね・・
そんなコピーワープはもちろんカイバに勝てるわけもなく、記憶を頭に送り続けられて頭が膨張。
カイバ圧勝。
カイバ圧勝。
カイバ『オレの記憶を一度に広げれば、この星などひとたまりもない!』
ん~カイバって、、最強じゃない??
メカなキチが強いぞ!

普段の車椅子から、ニューボディに変身したキチ。
弾丸の搭載量がものすごい!そしてハイテンション!
そしてネイロへの告白・・!
ネイロを守りながら次々追手を倒します。でもこの突っ走った感じ・・
嫌な予感がする~・・
止まったファン・キチの告白
そんなキチが泣かせてくれました・・・
まさに体を張ってファンを止めたキチ。
でもまだまだいたの、 しつこく飛んでくる敵が。
最後の最後まで、ネイロを守る・・部品がどんどん減っていくのが切ないよ~
守りきれたと思ったら・・
キチの最後の瞬間が悲しすぎます。
キチ『ネイロ、自分を恥じるな。大切なもののために生きろ』
キチ~・・!(涙)
ちびワープVSカイバ!&ネイロ!

カイバの次世代・本物の能力を持ったワープが誕生!(ちびワープ)
ちびワープ『君の気持ちはわかっているよ。僕らは同じだから。』
『君が守ろうとしている世界の事もよく知っている。幸せのための記憶タンクは何に使われる・・・いらないさこんな世界』
生まれたてでこの絶望的思考ですよ。ワープって・・・かわいそう・・・
ちなみにこのちびワープの声は加藤夏希さんが担当しています。
確か加藤夏希さんってアニメとか大好きなオタクで、芸能界入りしたのもそんな仕事に関わりたいから、って昔どこかで見た気がする。
そのためか、このちびワープめっちゃうまい!プロの声優さんかと思った・・
カイバ以外にも何作か出演されたみたいですけど、もっと声優の仕事してほしいと個人的に思いました。
ワープはそれぞれの人格を持った存在・・なのか??
カイバは記憶を失っている間にネイロと出会って、大切にしたいものが生まれたんですよね。この体験は代々のワープにとってイレギュラーなものだった。
この出来事がなかったら、カイバもちびワープと同じ考えだったのか?
それとも本物のワープは代々それぞれの人格を持っている?
カイバの言動を見ていると優しさと繊細さが見え隠れしていて、ちびワープと同じとは考えにくい・・でも記憶をなくす前のカイバは別人だったのかも?
正解は分からないけど・・どちらにしても、ネイロと出会い愛を知ったから今のカイバが誕生したってことは事実ですよね。
愛の力ですね。
愛の力ですね。
カイバ『ただいま。僕のネイロ。君に会うまでは何もなかった。』

カイバの胸の穴が・・閉じた!
やっぱり、パルはカイバのお母さんでした。
第1話からカイバを守っていたあの一つ目の鳥ですね。
カイバの飲み物に少量の毒を入れたのは、跡継ぎ争いからカイバを守るための行動だったんですね。
よかったねカイバ、お母さん、ネイロ・・
カイバVS植物カイバ!
全ての記憶を(星ごと)食べつくす伝説の植物カイバ。
カイバ『おまえは奪いすぎる。地面のありがたさを知れ!』
カイバはありったけの記憶を植物カイバに飲ませ、最後は記憶を奪う電解雲に飲まれて消滅します。
う~んなかなかあっけない。けっこう急ぎ足でしたね。
みんな雲の中・・
で、今回の話の最初の方でネイロに助けられていたみんな。
前回私は死んだ死んだと言ったけど・・全員生きてたんかい!
確かにボディが死ぬときはカーバイルで一瞬にして液体になるからね、あれは記憶だけ失っている状態なの・・かな・・?
ポポなんてすっかり毒気が抜かれてましたネ。
で、よくよく見返してみると、前回みんなが撃ち合っていたのはカーバイルではなくホーレイトーでした。
記憶だけ頭から流れて行って体はそのままなんですね。そんな機能もあったのか、ホーレイトー・・
(どこからが”死んだ”とされるのかが難しいこのお話、ある意味”死んだ”でも間違いはないかな)

そして最終的に電解雲に飲まれた・・・
ってことはホーレイトーで撃たれた人物以外も全員、誰しもが記憶はないんでしょう。
まっさらな状態で手を取り合う人々の姿。
ここから新たな世界が始まっていくわけですね。
明るい未来・・?
歴史は繰り返す・・??
その後を考えさせられるラストでした!
まとめ
やはり全体的に難解な作品でした。
鬱アニメと言われることについては・・・
終ってみればそこまで絶望的な最後ではないかも?でもやっぱりもう一度見直すとなるとけっこう覚悟が必要だな・・
ストーリーだけでなく暗めのトーンの作画もそうなんですが、一番は音楽が鬱っぽさ一役二役を買っている気がしますね。
聞くだけで物悲しくなる!
とくに”The tree song”・・
流れるタイミングがまた絶妙なんですよね~
最終話ではキチのシーンで流れていました・・
このカイバまとめ記事、思いのほか好評いただいていてたくさんの方に読んでもらっています。
が、、不完全な箇所も多々あり書いた本人としてはイマイチな出来だと思っています・・・
再度元気な時に見返して充実させていければ・・と考えています。
お読みいただきありがとうございます。
感想や”ここの解釈こうじゃない?”などあればお気軽にコメントください♪
(お手柔らかにお願いします笑)
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解説とても助かりました!ありがとうございます!!
ザピロさん
コメントありがとうございます。
なかなかいい解説ができていなく拙い記事ですが・・お役に立てていれば嬉しいです。
もっとちゃんと解説できるように全話見直して更新していく予定です。
鑑賞にはパワーが必要なので元気がある時に・・!!