なつやぎブログ

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考察 テレビアニメ『カイバ』まとめ記事 第5話”憧れの星アビパ”

カイバ記事5話め。

この記事はすでに視聴済みの方向けで、ネタバレあります。

おさらいや解釈のヒントにどうぞ!

 

↓前の回の記事はこちらです↓

『カイバ』まとめ記事 第1話”名はワープ”

『カイバ』まとめ記事 第2話”密航”

『カイバ』まとめ記事 第3話”クロニコのながぐつ”

『カイバ』まとめ記事 第4話”ばあさんの記憶の部屋”

 

 

 


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解説に入る前に・・

カイバのアニメを語る上で外すことができない話題として、スタッフが各回で大きく変わる、というものがあります。

そのため各話で絵柄や雰囲気が変わる等、おもしろい変化を見ることができます。

第5話ではサイエンスSARUの取締役・CHOI EUNYONGさんが脚本・絵コンテ・演出・作画監督を担当しています。

5話はなかなかぶっ飛んだ世界観です!

BGM効果もあり、コミカルな雰囲気が漂う回ですね。

 

 

 

 

 

詳しいストーリー・解説 

 

第5話 憧れの星アビパ

 

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 惑星アビパに到着

 

(いきなり軽快な音楽と湯浅監督らしいドラッギーな色彩が画面にあふれ出します。

あれ?これカイバだっけ?

とまず困惑・・大丈夫、カイバで合ってます。)

 

 

今回カイバひょーひょーバニラが降り立った星はアビパ

今までの星のような物悲しい雰囲気は一切なく、楽しそうに踊る人たち。

そしてこの星は、住人でも旅行者でもおいしい食べ物がタダでもらえる、という信じられないほど経済的に豊かな星のようです・・。

 

 

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バニラもカイバももぐもぐ・・。

 

バニラがカイバのためにアイスを持ってきてくれます、が、人ごみの中にネイロに似た後ろ姿を発見し、カイバは後をつけます。 

バニラはアイス両手に待ちぼうけ。

 

カイバは追いかけた先で、ネイロのボディがたくさん店頭にディスプレイされた建物にたどり着きます。びっくりするひょーひょー。

 

自分のデザインのボディがあんないっぱい並べられてたらびっくりするよね・・

 

 

 

 

ボディを回収する廃品回収車と謎の赤ちゃんオヤジ

 

カイバが目を離した隙に、カバのボディが廃品回収車によって回収されてしまいます。

渋い声をした見た目は赤ちゃん、中身はちょい悪オヤジ(懐っ)な謎の人物が声をかけてきます。

長い脚が2本ある変な乗り物に乗りながら・・

 

赤ちゃんオヤジ『乗りな、追ってやる。ふふん』

 

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声渋!

石塚運昇さんのダンディボイス。

 

 

カリスマデザイナー・パッチ

 

ある工場の前に着いたカイバと赤ちゃんオヤジ。

 

そこは数々の斬新なボディのデザインを発表し、たくさんのファンを持つカリスマデザイナー・パッチの工場でした。

見た目はツギハギだらけのぬいぐるみの猫ですね・・

頭には『8』の文字。パッチワークの”パッチ”からのネーミングでしょう。

 

赤ちゃんオヤジ『俺の生まれるずーっと前から何百年も彼はデザインを続けている。相棒は”キルト”と言って、これまた素敵なパッチワークボディをしている小さな犬なんだ。』

 

そしてパッチの話から、かなり無理やりな展開の仕方で、赤ちゃんオヤジはカイバの手を取ります。

 

赤ちゃんオヤジ『こんな格好をしているんだけど、アレはすごいんだよ(ウィンク)』

 

どさくさに紛れ、いきなりセクハラ発言をする赤ちゃんオヤジ。

 

私『いきなりなんなんだ、何者だ・・』

 

まあ、中身はカイバだけど、見た目はかわいい女の子クロニコだからね・・

カイバは怒って乗り物を降り、工場の中へと入ります。

 

 

 

パッチの工場の中

 

工場の中に入ると、パッチとキルトが何やら忙しそうに作業をしています。

パッチは何語か分からない言葉でキルトに話しかけます。キルトはそれを理解していますが、自ら言葉を発することはできません。

 

パッチは何やら怒っていて、カイバに愚痴ってきます。

 

パッチ『俺は完全なるコピーバイオ術を作った。必要とする者のためにだ。流行や快楽のためじゃない。』

『有名人のパチモンを求めて自分の姿を捨てるバカばかりだ!!』

 『バイオ術の使用禁止を断行しようとしたが失敗。逆に特許も奪われ迫害された』

 『俺は捨てられた体を紡ぎ続ける。捨てられた体の憎しみだ!!体は怒っている!!』

 

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そんなことを熱弁しながら、パッチは敢えて、使えないデザインのボディを大量生産し始めます。”社会への復讐のため”に。

 

そしてなぜか急にパッチは気を失ってしまうのです。

治療のためか、キルトがパッチを長い脚の乗り物に乗せどこかへ向かうのでした。

 

このパッチの熱弁で、先ほどカイバが見かけたネイロのボディは人気デザインで、大量に売り出されていた、という事が分かります。

 

 

 

赤ちゃんオヤジの食品工場

 

再び赤ちゃんオヤジ登場。

 

赤ちゃんオヤジ『さっきはゴメン・・ボディの集積所に連れて行くよ・・

俺の食品工場だ。たぶん君のボディもそこに・・』

 

カバのボディをみつけたものの、流れるベルトコンベアーに追いつけず、機械に飲まれてしまう。

 

そこで衝撃の事実が判明。

なんと赤ちゃんオヤジの食品工場では、捨てられたボディは様々な食品として生まれ変わっているのです。

だから食べ物が無料配布されてたのね・・

 

赤ちゃんオヤジ『何か俺にできることがあったら言ってきな。』

 

そう言ってカイバに名刺を渡します。

 

 

忘れていたバニラはその頃・・・

 

外に出ると冷たい雨が降っています。

バニラが両手に溶けきったアイスを持ってカイバが戻るのを待っていました。

 

バニラ『えへへ、待ってたよ・・』

 

待ってて、って言ったもんね・・健気だ、バニラ・・

雨の中待っていたバニラは熱を出してしまい、そのまま寝込みます。

 

 

 

再び、パッチの工場にて

 

再びパッチの工場を訪れたカイバ。

パッチはカイバと初めて会ったかのように、前回と似たような熱弁を始めます。

 

私『ん??記憶喪失・・?』

 

キルトはパッチに対してとても忠実な犬です。

パッチは言います。『こいつは捨てられた犬の集まりだ』と。

犬も人間と同じく、ボディを気に入ったものに気軽に乗り換え、古いものは捨てられているのです。

キルトの体はその捨てられた犬のツギハギでできています。

 

パッチ『保管してあった誰だか分からん奴の頭脳データを入れた。俺の目玉もこいつにあげた。』

 

パッチは目がありませんが、キルトがそばにいれば見える、こいつと俺は一心同体だ、と言います。

 

相棒感、ハンパねぇ・・

 

パッチは熱弁後、また気を失います。

どうやらバッテリー切れのようです。

 

 

 

 

何百年もの記録を持つ定点カメラ

 

足の長い入れ物で移動するパッチとキルトとカイバ。

ある建物に着き、そこで充電されるパッチ。

キルトにおんぶにだっこでやっていってるんだね、パッチ・・

 

充電中のパッチにホーレイトーを使い、カイバは記憶を覗き見ます。

記憶の書籍がぎゅうぎゅうに詰まっていて、新しい情報は覚えられない状態です。

だから会ったばかりのカイバの事も忘れちゃったんだね。

 

記憶をたどると、一人の女性の姿が現われはじめます。が、それ以上のことは分からず。

 

そこでカイバは、作業台を映す定点カメラが設置されていることに気づきます。

 

その記録を見ると、先ほどパッチの記憶の中にいた女性と、ツギハギの体のパッチが作業をしている姿が映っています。

 

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パッチの充電をしたり、忘れっぽいパッチを淡々と補助する女性。

まさに素晴らしい助手、といった様子です。 

 

次第に映る女性の姿が老けていきます。

老いた女性は自分の記憶をチップとして、パッチのすぐそばに置きます。

 

そしてキルトのボディが完成し、パッチはそばにあった記憶チップをはめ込むのでした。

パッチはその記憶チップが誰かも、もう覚えていないんです・・

 

パッチ『いつも欲しいものは身近にあるのだ』

 

私『それはあの女性のおかげだよ、パッチ・・』

 

そして目をキルトにあげ、キルトがパッチの体に何かしら施し、パッチの視力を復活させるのです。ただキルトがそばにいないと見えない。

この辺の仕組みは深く考えなくていいと思いますw

 

 

 

 

死んだパッチとキルトのボディ

 

外からキルトが吠える声が。

カイバが外に出ると、パッチの金塊を狙った強盗らしい人物がキルトに手をあげています。

カイバが止めに入り強盗は逃げていきますが、キルトは気を失ったまま。

 

なんとかしようと、カイバは先ほど赤ちゃんオヤジに貰った名刺を出します。

赤ちゃんオヤジはいろいろ手を尽くしてくれる、と言いますが。キルトの体はもう使えなくなってしまう、とのこと。

 

パッチの充電が終わり目を覚ましますが、キルトがそばにいないため目が見えません。

また強盗が現われ、パッチを襲います。

パッチの体ももう使えなくなってしまったのでした。

 

よこたわるパッチの体に一人の女性が手を施そうとしています。

定点カメラに映っていた、あの女性の姿です。

 

女性『私も科学者です。彼の修復は自分にやらせてください。』

 

ここでパッチとキルトの登場はおしまいです。

 

これは詳しく表現されていないため予想も交じりますが、赤ちゃんオヤジとカイバの計らいで、キルトの記憶をカメラに映っていた女性の姿に似せたボディに移し替えたのでしょう。

女性の様子からして、パッチと女性は・・夫婦?恋人??なんでしょうね。

→その後公式の資料でこんなのが見つかりました。

 

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助手の女性はパッチの彼女ですね。

 

忘れられても、何百年も寄り添ってパッチを支えてきたんですね・・

パッチが新しいボディになっても記憶がそのままならまた覚えてももらえないんですよね彼女・・

彼女はそれでも幸せなのかもしれないけど、切ない・・

 

 

 

ワープの像

 

外へ出たカイバは熱でフラフラのバニラと再会します。

そこでふたりはカイバの像が建っているのを発見します。

 

カイバ『あれはダレ・・??』

赤ちゃんオヤジ『あいつはワープと言って、この宇宙を仕切っている記憶を操っている王さ。テロリストの抵抗を抑えながらララの宮殿に君臨している。記憶タンクはあいつが発明したものらしいが、彼が望んだのはこんな町じゃなかったかもねぇ・・』

 

 

 

 

まとめ

 

5話のストーリーはこれで終了です。

 

 

今回の話を見ていてちょっと思い出した曲があるので貼っておきます。

 

リヴ
AIR
1999/09/09

 

この曲で『生まれ変わるならば 君の目になりたい』という歌詞が出てくるんですよね。

『いつも同じ視線向けて微笑みたい』

『同じ時を生きてることを感じさせる言葉はさよなら』

 

とかね。パッチとキルトの恋のようで。

久々に聞いたらやっぱりいいな、車谷くん。

もう20年も前の曲なのか。

 

 

さて、次のお話ではカイバはどんな星でどんな人に出会うのでしょうか。

また次回!

 

↓次回6話はこちらです↓

考察 テレビアニメ『カイバ』まとめ記事 第6話””筋肉質な女”

 

↓カイバが見られます↓

 

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