月刊Kiss系の漫画をおすすめする記事第三弾はこちら!
フィギュアスケート好きに是非読んで欲しい一作「銀板騎士」!

銀盤騎士
解説
月刊Kissにて2012年~2017年まで掲載。全11巻。
フィギュアスケートを題材にしたスポーツ漫画。
作者は小川彌生さん
多摩美術大学を卒業されています。夫は画家の浅野信二さん。
代表作は『きみはペット』。こちらの作品で第27回講談社漫画賞少女部門を受賞。
テレビドラマ化もされ話題となりました。
フィギュアスケートのファンであり、前作である『キス&ネバークライ』もフィギュアスケートの話でした。こちらはアイスダンス、『銀盤騎士』は男子シングルを扱っています。

あらすじ
小さな出版社で健康雑誌の編集者として働く猪狩千登勢(いがりちとせ)。
幼い頃は体が弱く、体力をつけるために通いはじめたスケート教室で雉子波心(きじなみこころ)と出会います。
心は次第に頭角を現し、フィギュアスケート界のエースとなります。
ただ、メンタル面が弱く成績に波があり『永遠のダークホース』と新聞に書かれてしまいます。
でもある時偶然、大好きな魔法少女アニメ『魔法の姫君レディ・ララ』の呪文を千登勢に唱えてもらうと、4回転ジャンプも安定して飛べることに気づきます。
ロク・ソル ロク・ソル
パラ・パラ ミラクル
わが騎士よ
真の力を取り戻せ!
その呪文は千登勢以外の人が唱えても効果はなく、千登勢は試合の度に心に付き合うことになるのでした・・・
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おすすめポイント
心がかっこよすぎる
心がかっこいい!特に演技中。
衣装もいいんですよね。さすがフィギュア好きな作者さんです。
クールで美しくて、まさに銀盤騎士。
でも実は・・・
心がかわいすぎる
実は・・
千登勢と心は福島の出身で、ふたりともなまりが強いんです。
心はインタビューでは長くしゃべらないようマネージャーから命じられています。
イメージが壊れるので・・
(それがまた”無口でかっこいい!”と世間から騒がれるんですが・・)
普段の心はめちゃくちゃなまってて、リング上とのギャップにやられます。
そして千登勢に一途。
どこか天然、でも大真面目。
こういうキャラ嫌いな人いないよね!?
イメージとしては『夜は短し歩けよ乙女(アニメ映画)』の黒髪の乙女。
あの子も飛ばしてる天然ちゃんでかわいかったーーー
ふたりの関係にほっこり
千登勢は心を”ここっぺ”と呼び、心は千登勢を”せーちゃん”と呼び合っています。
心のフィギュアの試合シーンの凛々しさ、そこからのふたりのほっこり感。
かわいいふたりの関係が和ませてくれ、キュンとさせてくれます。
恋愛部分はザ・王道少女漫画 でも大人も読める
Kiss系の漫画って、がっつり少女漫画!恋愛もの!
ってのは少なめなんですが、これはまさにそのもの。
と言っても主人公が成人なこともあり、大人の女性にも好まれるタイプのものです。
くっつきそうで、また距離があいて・・
かわいいふたりのかわいい恋愛。
もどかしさとキュンキュンがいいバランスで訪れます。
久々にこういう感じもいいですね~
ギャグセンスが光っている
心がガチオタで、自宅の部屋が『魔法の姫君レディ・ララ』のフィギュアやらポスターで埋め尽くされてるとか・・(しかもうまいイラストをイラスト投稿サイトにアップしてたりして・・)
マネージャーの盛山さんがものすごく強烈キャラだったりして・・
バリバリメイクにレザーのミニスカート、ターミネーターみたいなサングラスしていて・・
名台詞は『ホワッ!』とか『シャラッ!!』などなど。
千登勢はたじたじ・・
すっぴんもそのうち公開されますが・・・ふっ思い出し笑いしてしまった。
本当いいキャラです。
低身長で童顔の千登勢が愛を持ったいじりにあう感じもいいですね。
ギャグセンスがいいことも、大人が読めるポイントになってます。
まとめ
改めて・・
美しくてかっこいい氷上でのここっぺと、千登勢といる時のかわいいここっぺ。
はぁ~ずるいわぁ・・w
大人が読める恋愛少女漫画を読みたい人に猛プッシュな作品。
ぜひお試しください。
