楽しみにしていた映画THE FIRST SLAMDUNKを観てきました!
ひとことで感想を言うなら・・・
「めっっちゃくちゃかっこよかった!!!」
です!
すげええーー
やっぱスラムダンクは永遠だ~
予告動画を見てCGの動きとBGMの感じから「スタイリッシュかっこいい系」かなと想像していました。試合シーンはそのイメージと近かった。
が、オープニングと試合終盤&オリジナルのエピソード(※)内容は想像以上!衝撃的でした!
すごいよ!
私は小学生の頃スラムダンクのアニメがはじまったドンピシャ世代です。
原作は連載中とその後何度か読み返していて、アニメは途中まで。
漫画の本編のみで関連本などは読んだことない、バスケも体育でしかやったことないライト層・・そんな人の感想記事ですよん。
ネタバレありますので知りたくない人はご注意を!
※オリジナルエピソードについて追記しました!
さらに!スラムダンクスピンオフ短編漫画「ピアス」が書籍化されました~
ピアス初収録「THE FIRST SLAM DUNKre:SOURCE」買う以外ない!(笑)
オープニングですべてもっていかれる
情報をなるべく入れずに見たいと思っていて、ここ数週間はこの映画に関する話題には目を閉じ耳をふさいできました(笑)
なので事前情報としては湘北レギュラーの声優が総入れ替えしたことと最初に公開された動画予告程度。
映画がはじまる前に隣りの席のアラサーくらいの青年たちが話していて、
”あんまり言わないでね~”と心の中で思いつつでも聞こえてきちゃうよ、という会話でこんなのが。
青年A「オープニングの曲って誰?知らないんだけど」
青年B「あー知ってる!ボーカルの人、声かっこいいよ!」
んー最近の歌手だったら全然わからないな・・
てか映画でオープニングがあるの?
んで、始まってみたらそこには最っ高のオープニングが・・!
ラフスケッチ風からはじまるスラムダンクの漫画の絵そのものの湘北キャラ(当たり前だけどめちゃくちゃ絵うまいしこれだけで悶えるほどかっこいい)がひとりずつ登場、バックに流れている曲は・・
え、これチバユウスケじゃん・・!
これはマズイかっこいいしかない!!!
うおおおおヤバイとにかくめちゃくちゃかっこいいい!!!
外はかなり気温が低く体は冷え切っていたんですがこれで体温は急上昇!
チバユウスケとかスラムダンク世代にとってこれ以上ないよってチョイスですよね~~
そしてそんな中で登場したのが対戦相手の山王メンバーって!!もう!
出たぁ~!!
やっぱ山王戦か!あの試合をこれから見られるって幸せすぎる!!
・・そんな感じで私はオープニングだけでもう完全に井上雄彦氏の手のひらの上でころころと転がってました(笑)
このオープンニングだけでしばらく生きていける・・
(言葉全然足りてないけどもうそんなの気にしない笑)
映画スラムダンク主題歌
オープニング&エンディング曲紹介
映画スラムダンクのオープニング曲はこちら
The Birthday「LOVE ROCKETS」
↓エンディングは10-FEET「第ゼロ感」
劇中音楽は竹部聡志さんとこの10-FEETのTAKUMAさんが担当されてます。
リアルな試合映像!
色味(と筋肉)が最高でした
個人的な話ですが漫画がアニメ化される時に一番気になるのが私の場合は色なんです。
色というか色も含め絵柄の雰囲気が変わることかな。
漫画の印象よりどうしてもキツイ色味だったり濃淡がなくて平面っぽい絵になりますよね。線にも繊細さがなくなるし。
でもこのTHE FIRST SLAMDUNKはめちゃくちゃよかった。
井上雄彦さんの絵がそのまんま動いていました。
(あの絵がフルカラーでしかも動くんですよ!?んー贅沢っ!!)
色味も淡めで自然、例えばミッチーの口元の傷あとも”よく見るとちゃんとある!”というほどの自然さ。
背景もよかったな~
沖縄行きたいぞ~
あとすっごい大切なポイント!
立体感があって筋肉のかっこよさもそのまんま!
本当ね・・
こんなに筋肉がかっこいい漫画ほかにないよ!!!
この伝説的漫画の抜きんでた魅力のひとつ、絵の良さが全く失われずに動いていました。
これは相当こだわって作られたんじゃないだろうか。
試合シーンの映像が圧巻
CGがほとんど気にならない
試合中のスピード感と迫力がすごかったです。
自分のペースで読む漫画と違い「本当のバスケの試合のスピード感」が感じられました。
まばたき注意!って感じで観てましたよ~
何も見逃したくない!
漫画だとバスケを知らない人でも分かるように解説&セリフで説明が入るので”今どんな状況で何が起こっているのか”がすごく分かりやすかった。
映画はスピード感やテンポを大切にしているので解説的なものはなし。
でも動きの情報が漫画より豊富なので”それぞれのキャラらしい動き”がビシバシ伝わってきましたね。
みんな”バスケ上手い人の動き”なのに花道だけちょっと妙だったり、、表現が細かい!
あとコートの中での動きが分かりやすいと言うか・・例えば山王のゾーンプレスが厳しい時に流川とミッチーが前に走るところありますよね?あそこなんかもイメージが掴みやすかった。
選手がどこにどう移動するか、漫画より分かりやすい見やすかったです。
あとね、おばさんは予告動画で思っちゃったんです「CGか・・!」と。
でも不思議なことに試合中の、プレイが激しく動いている時ほど気になりませんでした。
歩いている時とかゆっくりとしたシーンでちょっと不自然かな?と思ったくらい。
CGが日々進化しているのか、それとも作り手のテクなのか・・
”CGはちょっとなー”って人でもこれならそんなに気にならないはず。
スポーツの動きにこだわるなら(特にバスケのあの素早い動きは)CGじゃなきゃ厳しいですよね。
んで、試合のラストはもう・・
くあーーー
すごい!すごいしか言えない!
集中しすぎて呼吸が止まるよね。
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映画スラムダンク声優陣紹介
山王選手&湘北レギュラー以外も
(PVかせぎに書いとこう・・)
湘北レギュラーメンバー
宮城・・仲村宗悟
三井・・笠間淳
流川・・神尾晋一郎
桜木・・木村昴
赤木・・三宅健太
山王は
沢北・・武内俊輔
深津・・奈良徹
松本・・長谷川芳明
河田・・かぬか光明
野辺・・鶴岡聡
湘北側その他
木暮・・岩崎諒太
晴子・・坂本真綾
彩子・・瀬戸麻沙美
安西先生・・宝亀克寿
桜木軍団は
高宮・・こばたけまさふみ
野間・・松田健一郎
水戸・・小林親弘
こんな感じ。
そういえば湘北メンバーの新しい声とか全く気にしなかったな、もちろんいい意味で。
そんなの気にして見るという次元の作品ではなった、みんな完璧かっこよすぎました。
※追記
余裕があった二回目の鑑賞では声にも注目してみました。
前との違いを楽しめましたよ!
「ヤマオーは俺が倒す!」のセリフはジャイアンに聞こえた!
(でも私くらい~の年齢だとそのジャイアンも新しい声なんですけどね、子どもがドラえもん見てるから今の声も知ってるけど)
流川は前より高身長の人の声っぽく、リョータは前より主人公っぽい声だと思いました。
ミッチーは若くなったような感じで、ゴリはゴリ。
晴子さんは明石さんなんだね。
やっぱみんな合ってたし自然で良かったです!
オリジナルエピソード多め※追記あり
原作から変わっているシーンも
映画スラムダンク、内容としては山王戦の途中途中でそれぞれメンバーの回想シーンが入る(メインは宮城リョータ)という構造。試合の前後も宮城リョータ。もうびっくりよ。
山王戦の試合内容はほぼ漫画通りでしたが、リョータ目線が多くなっていて心情描写やセリフが追加されていました。
なので本当に「知ってるけど初めてのスラムダンク」でした。
原作漫画ではめちゃくちゃ大切なシーンやセリフもカットされていたので残念に思う人もいるかも。
でも全部やっちゃったらそれは”桜木花道が主人公のスラムダンク”になっちゃいますよね。
(「大好きです」は漫画で楽しむものなのだ・・!)
映画はあくまでもリョータがメイン、そしてヒロインは彩子なわけです。
※追記
映画スラムダンク
原作漫画との違いをちょっとあげてみる
映画でどこが変わったのか。
大きく変わったところや気になったところをあげてみます。が、細かい部分の変更点はかなり多く(特にセリフのカット)は多すぎるので全部は書けないね。
- 魚住かつらむきのシーンのカット
- 花道「大好きです」カット
- 安西先生「断固たる決意」カット
- 流川&花道の貸し借りチャラエピソードカット
- リョータ手のひらの「No.1ガード」エピソード追加
(映画ラストシーンの伏線にもなっている!) - 山王戦終盤、ゴリからリョータへキャプテン世代交代の描写追加
- 背中を痛めた花道に対する流川のセリフ
漫画「必死でついてこい、交代しねーならよ」(&ふたりの1on1対決の回想)→映画「ついてこれないなら交代しろ」 - 沢北が完璧なエースと化している
(漫画では河田に泣かされたり話し込んでパスに反応できなかったり”精神的にムラがある”とされている) - 沢北”必要な試練”&試合後の泣きシーン追加
別記事でも書いたんですが、花道が外したシュートを流川がダンクで押し込むところの着地シーンがめっちゃいいです!
漫画だと蹴りが入った感じになりお互い蹴り合い、結果ゴリに殴られるという漫画的表現ですが映画ではリアルになってました。
そんな感じで試合での動きはかなり細かくちょいちょい変わっていますね。
ちなみに…魚住はちゃんと会場にいましたね。私は4回観てやっと気づいたよ~
海南の選手も会場にいるとの噂を耳にしたんですけど、私はまだ見つけられていません!本当にいる??難易度高い!(笑)
※追記
オリジナルエピソードと思っていたら違った!
井上雄彦短編作品「ピアス」って?
宮城リョータの過去エピソードや家庭事情などが描かれている映画スラムダンク。
本編漫画しか読んでいない私は全てオリジナルエピソードだと思っていましたがどうやらそうではないようです。
週刊少年ジャンプ1998年9号に掲載された「ピアス」という井上雄彦さんの39ページの短編漫画(単行本未収録・配信なし)ですでに描かれているらしいんですよね。
短編漫画ピアスの内容は・・(ネタバレ注意です!)
主人公は「りょう」という少年(宮城リョータと同一人物で間違いない)。
釣りに行った兄を失う、海辺の秘密基地の洞窟がある・・この辺は映画でも出てきました。
映画にはなかった内容は、そこでりょうはアヤコ(彩ちゃんですね)という少女と出会いマイケルジョーダンと同じ左耳にピアスを開ける・・(ピアスホールを開ける経緯としてはアヤコの複雑な家庭事情が絡んでいる)
だいたいそんな内容らしいです。
どうやらリョータ&彩子は双方とも家庭が複雑なようですね。
・・って、彩子氏も沖縄出身なの?旅行で来てた??
相手にされてないとか言いつつ結局結ばれる予感大なふたりですね~
いいなぁ~がんばれリョ―ちん!ピアスは現実的に読むことは厳しいです。メルカリとかで少年ジャンプ1998年9号がでてるけどまあ高いです。
国立図書館ならあるかもしれないので行ったらチェックしてみま~す!
※追記
幻と言われた「ピアス」がついに書籍化されました!
カラーもそのまま収録、さらに井上先生のイラストやロングインタビューも掲載ってことで・・ファン必見の一冊です。
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宮城ファン増量の予感!
私のムビチケは・・・・
「スラムダンク誰好き?」
ってなんて楽しい話題なんでしょう!
私の周りではミッチー一強、みんなミッチー好きだったんですけど皆さんはどうですか。
え、私のムビチケ?(誰も聞いてない)
もちろん・・

流川ですね~
小学生の頃はとある海南の選手が好きでしたが、大きくなって読み返したら流川でしたね~
キャラクターが選べるムビチケとか買っちゃうよね~
サービスデーの方が全然安いけど買っちゃうよね~(笑)
で、指定席は「11」席を取るよね~
好きなキャラの背番号で座席決めた人、私だけじゃないよね?
こんなところまで楽しませてくれるなんて・・!最高!
「THE SECOND SLAM DUNK」は流川メインでお願いします!
(そういう意味でのFIRSTでは決してないだろう
・・でも流川だけ回想シーンがなかったのは次作へのフラグじゃないだろうか、と思いたい自分がいる)
流川好きって言うと「はいはいイケメン」みたいな反応なるのが理解できない・・
女子にモテる描写があったから??
どちらかというとミッチーの方がアイドルのセンターにいそうな顔立ち&性格ですよね?(悪口ではないよ)
藤真とかも相当モテそうだけど。
スラムダンクのキャラみんなかっこいいのに流川だけ「はいはいイケメン」扱いされるのなぜだ~当然ながら流川は顔がいいだけじゃないんです!
圧巻の山王戦はぜひ映画館で!
映画って映画館で観た方がいいものと配信でもいいかなってのがありますよね。
この映画スラムダンクはもちろん前者!
圧巻の山王戦は大きい画面で観ることをおススメします。
あとスラムダンクを知らない人でももちろん楽しめると思うけど、ここから観ちゃったらもったいない!と思う!のでまずは漫画を読んでほしい~
花道&流川のアレは最後にとっとかないと・・
花道が主人公の漫画スラムダンクは映画よりコミカルさが多くてこれはこれで最高です!
旧アニメファンも「河田は河田、赤木は赤木!」と思って観たらいいと思いますよ~!
好きなら観なきゃもったいない。
最後にちょこっと言わせてほしい、実は私4年に1回その他全てのことをおろそかにして全部の試合を観たいくらいサッカー観戦が好きなんです。
で、タイミング的に映画スラムダンクに気持ちを切り替えられるか心配でした。
が、全く問題なかった!めちゃくちゃよかったから。
それに競技は違えど通ずるものがある!
格下とされるチームが強豪に勝つって燃えるよね~
スポーツってやっぱりいいなーーー
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※追記 映画スラムダンク
2度目の鑑賞をしてきました
ちょっとね、初見はオープニングで興奮しすぎて落ち着いてみることができなかったし(笑)ラストの無音シーンで幼児の声が入ってしまった(我が子ではないよ)ことが心残りで・・
再度映画館に行ってきました!
・・本音は”もう一回観たい!”がいちばんなんだけど(笑)
今回は平日の昼間に行ったので完璧な無音で見ることができました。
く~!二回目も最高!!
THE FIRST SLAM DUNKの名言発見!
んで今回、私的!今作一の名言・名台詞を見つけました!
ズバリ、
「宮城はパスができます」
これよかったですよね~~
2年生の時のゴリのセリフです。
3年生引退試合後に先輩にかなり嫌な雰囲気にされ、自分もけっこう言われてるのに出てきたひとことがこれですよ!?
なんていい男だゴリ・・
おそらくですがここからリョータはゴリを慕い始めたんでしょうね。ダンナって。
この描写でリョータが”このチームのため”に動ける理由付けができた感じですよね。
それからこのセリフまでの描写もよかった。
ゴリに”もっと声出せ”と注意され”俺そういうキャラじゃないし”的なことを言って照れるのがなんともよい。
そうだよな~私がスラムダンクを読んだのは子どもの頃だったからみんな大人に見えたけど、まだ彼らは高校生なんだよね。
1年生なんてこの間まで中学生だったわけだし。
”その”リョータが山王戦のラスト、会場ごとヒートアップしたところを一旦メンバーをクールダウンさせるために声掛けをしている&ゴリからキャプテン世代交代の描写がきいてますよね。
成長ぶりが伺えて嬉しかったです。(完全に親目線である)
このTHE FIRST SLAM DUNKは宮城リョータ成長譚と言ってもいいかもしれない!
あーもう一回観に行きたいな~(笑)
↓新装再編版の表紙絵、かっこよすぎませんか・・。
漫画本編以外読んでないって書いたけど、これは読んでました↓
黒板に描かれた「スラムダンクあれから10日後」
