映画1日1作品ブログ17日目
→30タイトル書いてこちらの企画は終了、現在は雑記ブログとなっています。
ちょっと旅行に行っていたので久々の更新になりました。
昨日観た分。
打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?
解説
1993年に放送され、95年に劇場公開もされた岩井俊二監督の名作テレビドラマを、「モテキ」「バクマン。」の大根仁による脚本、「魔法少女まどか☆マギカ」の新房昭之の総監督でアニメ映画化。とある海辺の町の夏休み。中学生たちは花火大会を前に「花火は横から見たら丸いのか?平たいのか?」という話題で盛り上がっていた。そんな中、クラスのアイドル的存在のなずなが、母親の再婚のため転校することになった。なずなに思いを寄せる典道は、転校をしたくないなずなから「かけおち」に誘われ、時間が巻き戻る不思議な体験をする。声の出演は、なずな役を広瀬すず、典道役を本作が声優初挑戦となる菅田将暉、典道の恋敵となる祐介役を宮野真守がそれぞれ務める。映画.comより
トピック
原作は『世にも奇妙な物語』から派生したオムニバステレビドラマ『Ifもしも』(こちらもキュレーターはタモリ)で放送され、その後劇場公開された。
当時テレビドラマ制作を手掛けていた岩井俊二は一気に知名度を上げ、その後長編映画のヒット作を次々と生み出す。
感想
★★☆☆☆
CGっぽい建物に露出が多い白い風景、たまに手書き風になる作画の統一感の無さ。
背景とミスマッチなオタク好みに寄せたキャラデザと人物の質感。
人物の動きが鈍かったり・・・惜しい感じがある。
脇役の声優陣は、これまたオタク声優好きが喜びそうなキャスティング
(って私も喜びました。私が好きな声優のベスト2&3が揃って出ている!)
・・・なのに主演は広瀬すず&菅田将暉、しかも主題歌は米津玄師といったオタクが毛嫌いしそうな今をときめく売れっ子たち。
ターゲットは誰なんだろう・・?
ま、私はどちらもいけますがね
(年齢的なものか、そういうこだわりはなくなった・・・)
こちらの作品なかなか酷評が多いんだけど、これは時代が合わないとしか言いようがないかな。
原作の『Ifもしも』のドラマの放送は1993年。
タイムリープものなんて当時珍しく、それだけで話題になったような時代。
さまざまなテイストのシナリオが出尽くした現代となっては、これだけでおもしろくしようとするのはさすがに厳しいだろう。
原作をちょっといじって複雑にしたようだけれど特に目新しさもない。
いや、つまらないわけじゃないんだけどね・・・
映像は綺麗だし、素敵なシーンもある。
でも、他の長編アニメが凄すぎるからね。
みんなこれだけじゃ満足しないでしょう。2019/05/14/164738
岩井俊二の映画はフィルムっぽい質感の映像と雰囲気が何より見どころだし、アニメとなると脚本が弱く感じるのは仕方ないだろう。
それにしても最後の米津玄師の歌声が際立って良かった。
いい声してるなぁ・・・
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見どころ
ノスタルジーな世界観
綺麗な映像
主題歌
こんな人におススメ!
ノスタルジックに浸りたい人
ファンタジーアニメ好きな人
イメージワード
ファンタジー・青春