湯浅監督作品をとりあげるようになってから、我がブログの最新記事一覧の画像がどんどんエキセントリックなカラーに染まっていく今日この頃・・・うん、カラフルでいいね!

KICK HEART(キックハート)
日本/2013 12分
原作・監督:湯浅政明
監修:押井守
キャラクターデザイン・作画監督:三原三千夫
副監督・カラーコーディネート:Eunyoung Choi
美術・カラースクリプト:Aymeric Kevin
音楽・音響監督:オオルタイチ
アニメーション制作:Production I.G
キャスト:鈴木達央・本田貴子
解説
日本のアニメとして初のクラウドファンディングを本格的に活用した作品。アメリカ最大のクラウドファンディング『Kickstarter』にて出資を募り、1か月間で目標を大きく上回る20万ドル超えの支援を得る。
変わった枠組みの作品にしたいという湯浅監督の意向から、少人数の制作となった。また湯浅監督は『タイガーマスク』の影響を受けていることを明かしている。
あらすじ
実はドMの売れない覆面レスラー「マスクマンM」は、もっと感じる相手を探していた!そこへ現われた、実はドSの売れっ子覆面レスラー「レディS」!SはMに出会ってドS心に火がつき、Mも自分のドM力のポテンシャルに目覚める!!
そして今、究極の愛のゴングが鳴る!!Production IGより
スポンサードサーチ
感想
とにかく色が派手!湯浅監督作品の中でも特に派手派手ドラッギーな色彩でした。オープニング・エンディングのクレヨンの絵と文字がかわいい。お話も短さをいかしてうまくまとめられてて爽快!強く美しいレディSがいい!
東京が舞台らしいけれど日本っぽくない、アメコミっぽさもありつつ昭和アニメの感じもあり不思議な雰囲気。
そしてアニメなので実際のプロレスのリング上ではあり得ないくらいぶっ飛んだり回ったりオーバーなバトルを繰り広げるんですけど、本来のプロレスが持つエンタメ的な空気感は的確に表現されていて、以前に後楽園ホールで観たプロレスの試合を思い出しました。こんな試合見てみたいwプロレス好きに友人に勧めてみよう・・たぶん気に入ってもらえるはず。
あとこんな役を鈴木達央がやってるのが意外でおもしろかった。
クラウドファンディングで支援を募ったとのことで、名が知れても新しい事に積極的に挑むフレッシュさがいいですね、湯浅監督。12分間でサクッと気軽に見られるので観てみてね。
↓本編+メイキングと、『夜明け告げるルーのうた』の元案『なんちゃってバンパイアン』も収録されています。
↓動画配信があまりなく、こちらが一番安い。
TSUTAYA 宅配レンタルで自宅にお届けポストに返却!30日間無料でお試し!

こちらも良かったらどうぞ。


それではまた。