映画1日1作品ブログ13日目
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今日はこちら。
コメディが好きだったことを思い出し選んでみた。
キツツキと雨
解説
「南極料理人」の沖田修一監督が、無骨な木こりと気の弱い映画監督の出会いから生まれるドラマを役所広司と小栗旬の初共演で描く。とあるのどかな山村に、ある日突然、ゾンビ映画の撮影隊がやってくる。ひょんなことから撮影を手伝うことになった60歳の木こりの克彦と、その気弱さゆえにスタッフをまとめられず狼狽する25歳の新人監督・幸一は、互いに影響を与えあい、次第に変化をもたらしていく。そして、そんな2人の交流が村と撮影隊の奇妙なコラボレーションを生み出していく。2011年・第24回東京国際映画祭で審査員特別賞を受賞。映画.comより
トピック
ロケ地は岐阜県中津川、恵那他。
今作の主題歌は星野源『フィルム』
MV制作を沖田監督が務めている。
星野源 - フィルム【MV & Trailer】/ Gen Hoshino - Film
感想
★★★☆☆
田舎の山・木こり・東京からやってくる撮影班
人との触れ合い、成長。
先日観た『WOOD JOB!』を思い起こさせる。
こちらの方がコミカルさは抑え気味。
ライトでオシャレな印象。
と、やんわりぼやっと書いたが、この沖田監督の作品は
”登場人物の心情を観る側に想像させる”
ような作りがうまい。
想像させるというより”伝わってくる”ものかもしれない。
触れすぎず、隠しすぎず。
この人物だったらこう思っているんだろうな、と自然と分かってしまう、しっかりしたキャラ作りとキャラそのものの魅力。
また、ここまで伝わってくるのは役所広司の演技によるものも大きいだろう。
息子の浩一が家を出た後、ラストの一人で伐採するシーン。
主人公の心情は詳しくは描かれない。
でも自然と伝わってきた。
クサい人情ものに寄せないところが私好みだ。
(私が映画から離れていたので)よしお役の神戸浩を久々に見られてなんだかほっこりした。
ゾンビものって若い監督とか、自主制作とかで人気のジャンルなの??
とちょっと気になったり・・・
見どころ
主人公、岸の味のあるキャラ、かわいさ。
(様々なレビューでかわいいという意見を目にする。)
気弱な映画監督の成長と撮影現場の雰囲気の変化。
こんな人におススメ!
邦画独時の間を楽しみたい人。
純粋なおじさんの可愛さを観たい人。
イメージワード
ほっこり・笑える