今日久々に出したCDが音飛びしていました。
急ぎで必要だったため、いろいろ調べて試したところうまいこと直ったので方法を紹介してみます。
まあ要は研磨するって話なんですが、CDやDVDを研磨する際のポイントなどまとめました。
大切なディスクは業者へお願いしましょう
まず、一番安全な方法。
CD・DVDの修復をしてくれる業者に頼むのが一番です。
↑ここは安いですね。1~10枚まで 1枚当たり200円+送料
時間がかかってもいいから安心して修理に出したい方はこちらがいいでしょう。
持込みで修理してくれるところもあります。
ただし業者に出しても復活しないこともあります。
昔ゲームキューブの盤を研磨してもらいましたが直りませんでした。
(たぶん再生する本体がなかったため、どの程度の研磨が適しているのかお願いした業者さんも判断が難しかったためだと思われます
その頃すでにゲームキューブ自体が古く、化石的な機器だったので・・)
なのでメジャーなメディアであれば確認しながらできるので、直しやすいだろうな、と。個人的予想です。
自分で研磨する方法
自分で研磨する方法は手軽ですが、業者にお願いするよりも、”復活しない”それどころか”余計に状態がひどくなる”等のリスクが高まります。
自己責任になりますしね。
”ダメもと”くらいの気持ちで挑むのがいいかもしれません。
研磨可能な部分が厚めなのはCD Blu-rayはごくわずかしか研磨できない
ディスクによって研磨できる部分の厚さの違いがあります。
CD・DVD・ハードコーティングDVD・Blu-rayの4種類で比べてみましょう。
ディスクの構造はメディアごとにそれぞれ違い、データの保存層が一番深いところ、つまり研磨できる部分が一番厚いのはCDです。
CD→ハードコーディングDVD→DVD→Blu-ray
の順にデータ保存層がだんだん浅くなっていきます。
これを知ると研磨できる層がいちばん浅いBlu-rayを自分で研磨する際は・・ちょっと緊張ですね。
①歯磨き粉で研磨する
ここからは今回私がCDの音飛びを修復した方法を紹介します!
まず試したのはこちら。
歯磨き粉を塗り研磨する方法。
やり方は、、
1、指で歯磨き粉をディスクの印刷側でない面に塗り広げる
2、柔らかい布などで放射状に拭きながら研磨する

3、ぬるま湯で流し乾燥させる
4、乾いた柔らかい布で拭いて終了
ネット上ではこれで直った、という声が多く、ごく浅めの傷であればこれで直るようです。
私の場合・・3回試しましたが音とびは直りませんでした。
ちょっと傷が深かったようです。
※使用する歯磨き粉は研磨機能が一切ないジェルタイプの歯磨き粉や大きい粒が入っているような歯磨き粉は向いていません。
白い普通の歯磨き粉なら大抵大丈夫です。
※研磨後流す際に冷たい水だと歯磨き粉が十分に落ちず白く残る場合があります。
熱すぎないぬるま湯で流すのがいいでしょう。
②研磨剤で研磨する
アクリル用の研磨剤なるものが存在し、そちらで研磨する方法。
歯磨き粉でダメだったので、研磨剤を買ってきて試してみました。
こちらもやり方は歯磨き粉とほぼ同じ。
柔らかい布に研磨剤をつけ、放射状に研磨し、乾いた布で拭く。
これを3回繰り返したところ、見た目にも傷は目立たなくなり問題なく再生できるようになりました。
一度にたくさん削り過ぎないよう、何度かにわたって研磨しその都度再生して確かめてみるのがよいでしょう。
急いでいたので写真がなくて申し訳ない・・
今回私が使った研磨剤はこちらです。
アクリサンデー。
急ぎの人はホームセンターで買いましょう。
私があまり行ったことのないコーナー、端っこの方に置いてありました。
歯磨き粉よりも粗めのしっかりした研磨剤が入っている感じ。
においは・・靴磨きのアレです(笑)
実家の靴入れにあったにおいだ・・
↓ディスク研磨の専用のものもあります。
おそらく研磨剤の粗さ硬さがディスクにちょうどいいんでしょうね。
どちらもBlu-rayにも対応しています。
特に急ぎでないなら今回私が使ったホームセンターのものより専用のものを使った方が安心かもしれません。
番外編 冷蔵庫で冷やす
調べていたら
”冷蔵庫で冷やしたら直ったよ!”
という声もありました・・・・・・
ってそんなわけないじゃん!(笑)
冷やしても傷はそのままですので、、
冷やすことで壊れる場合もあるそうなのでやめておきましょう。
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まとめ
修理料金や研磨剤の費用を考えると、新しく中古で探した方が安くあがったりもします。
もう手に入らないなど事情があれば別ですが、新しいものの購入の検討をしてみてもいいかもしれません。
ものは試し、自分でやって直ったらラッキー!という方は参考にしてみて下さい。
それではまた!