埼玉県の飯能市でムーミンと言えばムーミンバレーパークが一般的に有名ですが、そこから車でちょっと離れたところに”ムーミン公園”として親しまれている「トーベヤンソンあけぼの子どもの森公園」があるのをご存じでしょうか。
今回はあけぼの子どもの森公園を家族で訪れたレポート記事になります。
飯能はなぜムーミン??
豊かな自然の中にへんてこでおもしろい建物が並ぶムーミン谷の世界のようなちょっと不思議なあけぼの子どもの森公園。
全国に15か所ある”平成子どものもり公園”のひとつであるあけぼの子どもの森公園はムーミンの作者、トーベヤンソンさんへ飯能市の担当者が手紙を送ったことがきっかけで建設が実現しました。
トーベさんとの手紙のやりとりを通じ子どものためにという思いのもとつくられたあけぼの子どもの森公園。
この公園の存在があったため飯能市は”日本でムーミンと一番かかわりがある土地”のイメージがつきムーミンバレーパークの誕生につながったわけです。
ムーミン公園
あけぼの子どもの森公園へのアクセス
西武池袋線・飯能駅から車で約12分。
最寄りの元加治駅からは徒歩約18分。
近隣には飯能市民体育館やホッケー場があり駐車場は各施設と共有になります。
あけぼの子どもの森公園は開園の日時が決まっています
あけぼの子どもの森公園は市営の無料の公園ですが開園の日時が決まっているので注意が必要です。
開園は
平日9時~17時
土日祝日9時~21時
※月曜日・年末年始は休園(月曜祝日はその翌日が休園となります)
ライトアップもあります
年間を通し土日祝日の日没から21時まで園内はライトアップされます。
春夏秋冬、昼と夜で違う雰囲気が楽しめますね。
あけぼの子どもの森公園レポ
ここからは写真とともにレポートしていきます。

山に囲まれた不思議な建物が見えてきます

公園自体はこじんまりとしていてゆっくりまわって10分程度
(デッキウォークでちょっとした山登りをするともうちょっと時間がかかるかも)

が!
無料の公園でこんな経験は初!

この中がすごいんです
※土日祝日にきのこの家に入るには管理事務局で9時~配布される入場整理券が必要です
この日は日曜日でしたがたまたま空いていたので券なしで入ることができました

このすごさを写真で伝えるのは難しいんですが、、穴があったり扉があったりトンネルみたいになっていたり・・・
のぼったり下りたりもぐったりくぐったり・・
子どもはかなり喜んでいました、、いや私もかなり喜んでおりました(笑)
ここでかくれんぼしたらすっごく楽しいだろな~というワクワク空間でした!



原作のイラストとともに飾られています
ムーミン好きにはたまりませんっ


2階は子ども劇場
子ども劇場では月に何度か創作などのワークショップが開催されています

天井がドーム型で高い!開放感あるスペースです

動きがあっておもしろい!

この公園にある建物は”ムーミン谷の世界をイメージした創作建築物”ですが、この水浴び小屋だけは原作の姿のままつくられています
屋根の形が特徴的ですね

やべ、私もしかして写真の才能ある?
でも実は・・

このマークの場所から撮ると本当に私でさえいい写真が撮れるんだからすごいことですよ!(笑)
フォトスポットは園内に6か所あります
紅葉とかライトアップの時期には特にめちゃくちゃいい写真が撮れそう!
雪の日もよさそう~
ちなみに一番右の青い建物がカフェプイスト
キッズメニュー&キッズスペースがあり人気のため土日祝日は混雑します
園内は飲食持込み可能なのでお弁当など持って外で食べる親子が多いようです
雨の日には屋根付きの「あずまや」もあり

この鉄板の曲線が美しすぎませんか
私が作ったらぼっこぼこの雨漏りだらけになりそう(笑)

1階はトーベヤンソン資料展示コーナー
2階は図書館
この波打った丸太の壁は飯能産の木材「西川材」のヒノキを使っているそう


・・・ここ一人で来て好きなだけいたい!
ムーミン好きとしてはそんなスペースです

が、コロナ禍の現在は絵本が減っています

森に囲まれたおうちでこんな素敵なライトがある書斎がほしいところです
おわりに
想像以上に良かったムーミン公園・あけぼの子どもの森公園。
「これで無料でいんですか?」というくらい見どころいっぱいの建築物&整備されて気遣いが感じられる充実したスポットでした。
飯能のみならず開園から20年経っても各地から人が訪れるのも頷けます。
近所にあったら通いまくるんだけどな(笑)
今度はライトアップや他の季節にも訪れてみたいと思います!
おまけ

遊具大好きな我が子と一緒に訪れました

木陰も多くシートを広げてピクニックしている家族もいましたよ