ゼルダシリーズはほとんどの作品が全年齢対応の穏やかで健全なゲーム。
ですが、、
たまにものすご~く怖いところが出てきたりして、
「ふぐっ・・・・油断してたぁぁぁ・・・」
とけっこうなダメージを食らうことがあります・・(笑)
今回はこわいゼルダを紹介します!
ネタバレがありますのでご注意ください。
怖いゼルダ①スカイウォードソード

スカイウォードソードの中盤あたり~登場する「サイレン」。
心を鍛錬するためにリンクが飛ばされる精神世界です。
(”精神世界”ってのも別の意味でこわいですね・笑)
色鮮やかで明るい雰囲気のスカイウォードソードですが、このサイレンだけは印象ががらっと変わり、めちゃくちゃ不穏な空気!


ここだけトワプリになったみたい

見つからないようにそーっと・・
時間切れにならないようにすばやく・・
それでも監視者に見つかったりした時の怖さといったら・・!

追いかけられている時の音楽がこわいんですよね。
めちゃくちゃ焦燥感に駆られます・・
サイレンは追われるのが苦手な人はトラウマ級の怖さを感じるでしょう。
サイレンは全部で4か所登場する試練。
私は毎回サイレン前には覚悟を決めてから挑むようにしています・・!
怖いゼルダ②時のオカリナ
私は「時のオカリナ」はゼルダシリーズでいちばんこわい作品だと思っています。
少年から青年へ、時を超えた直後・・ガラっと雰囲気が変わります。



田舎の森を出て、平原を越え・・
たどり着いた城下町はとっても楽しそうな賑わいをみせていましたが・・

ここまで変わる!?
そしてこの青年時代の城下町にて、みなさん初めましての「リーデット」が登場!
いわゆるゾンビですが、
”ゼルダの怖いと言えばコイツ!”
というくらい多くのプレイヤーを恐怖に陥れてきたキャラクターです。

この時の奇声が怖い!

この時オカの青年リンクになるまで、ゼルダって特にこわいゲームではなかったんですよね。
神トラのロウラルも、雰囲気は変わるけどそこまでめちゃくちゃこわいというわけではないし・・
”まさかゼルダというゲームでこんなに怖いものが登場するなんて・・”
きっと誰も想像していなかったでしょう。
不意を突かれトラウマとなっている人が多い模様です。


うめき声もおぞましい・・
ちなみに名前ですが、ムジュラ以降”リーデット”から”リーデッド”に変わったそうです。
が、その後トライフォース三銃士ではリーデットに戻っています。
つまりどっちでもいいのかな・・?
ゼルダシリーズのネーミングってわりと適当ですよね、リト族(鳥の逆ですよね?)とかゴロン族(転がるから?)とか・・
分かりやすくていいですが(笑)
時のオカリナは「井戸の底」もこわい!

青年時代から少年時代へ戻り訪れることになる「井戸の底」。
カカリコ村にある井戸ですが・・



絶対つかまれたくない手・・


こんな井戸嫌だ・・
その昔、この井戸付近は処刑場だったとか。
処刑場を井戸の中に作ったのか、それとも処刑場跡を井戸にしたのか・・
どちらにしても偉い人たちは何かを隠していたんでしょうか。
ハイラルの闇は深そうです・・
スポンサードサーチ
怖いゼルダ③ムジュラの仮面
時のオカリナの続編にあたるムジュラの仮面。
時オカはゼルダシリーズの中でも正統派な王道ストーリーでしたが、ムジュラは番外編的なお話の作品です。
ゼルダ姫は出てきません。
その昔(発売時・2000年頃)放送していたムジュラのCMのキャッチコピー「今度のゼルダはこわい」的なものを今でもおぼえています。

リメイク3Dバージョンの月の顔

私はこっちの方がこわさを感じます

「え~怖そう!!」
と当時ドキドキしながら遊びましたが・・
「そこまで怖くないかも?」と拍子抜け。
確かにムジュラは他のゼルダ作品と比べ雰囲気が奇妙です。
登場人物・キャラクターも変わり者が多くストーリーも不思議、ゲームシステムもひと癖もふた癖もあります。
この世界観はホラー的なこわさとはちょっと違う、”ジャンル違いなこわさ”ですね。
私の場合、この類の怖さは非常に興味をそそられる対象であり至高の世界観でした。
怖さよりも興味が勝る~!
いろんな人に聞いてみても、「ムジュラより時オカの方が怖いよ!」という声が多数。
やっぱりね、そもそも
「これ怖いですよ」って言われてやるのと、不意にゾンビに襲われるのでは怖さの体感度は違ってくるんじゃないでしょうか。
ムジュラのイカーナ渓谷でリーデッド再び!
それでも”こわいなんて聞いてない!”とか”時オカでトラウマになった人”には怖いであろう要素はちゃんとあります。
リーデッドの包帯を巻いたバージョン”ギブド”がムジュラには登場します。

あの奇声や絡みついてくる仕様は全く一緒。
いやーな思い出が蘇ります。
イカーナにも井戸がある・・!
ムジュラにも井戸が存在します。(”井戸の下”という小ダンジョン)
そしてやっぱりギルドが・・!


ただしムジュラ特有のお面をリンクがつけることでギブドに襲われないうえ、ギブドの言葉が分かってしまうため、お面さえあれば大したことはありません。
やっぱり怖さは時オカほどではないでしょう。
ムジュラ3DがCEROAからBに変更になったのはなぜ??
ムジュラの仮面は2000年に64で発売されました。
そして15年後の2015年にリメイク版のムジュラの仮面は3Dが発売となりました。
対象年齢を表すCEROが64ではA(全年齢対象)だったのに、3DではB(12歳以上)に変更となっています。
リメイクに当たりシステム仕様などの変更は多々ありますが、この年齢引き上げは「時代の流れによる価値観の変化」が原因でしょう。
特に暴力的な表現に対しては年々厳しくなっている気がしますよね。
スリのサコンの爆破とかは、、まあなかなかヤバイでしょうね・・
ムジュラで一番怖いのって実はあそこなのかも・・?
怖いゼルダ④夢をみる島
”夢をみる島ってゼルダシリーズの中でもかわいい系だけど、怖かったっけ??”
と思う人も多いかもしれません。
夢をみる島のこわさは他作品の怖さとはちょっと違います。
怖いのは・・まずはこの人!

”ゼルダ姫とそっくりの容姿”という設定であるヒロインのマリンちゃん。
こいつがヤバい!
※↓紹介する画面がふる~い「DX」バージョンですが、Switchのリメイク版でも同じセリフを言ってくれます。
ストーリーの中で、リンクがマリンちゃんを連れて歩く場面が現れます。
”マリンちゃんとのデート”ですね。
そのデート中、マリンちゃんの本性が垣間見えるのですが・・・

”正しいヒロイン像”ですね

いじめに同調している・・!

このこっこいじめ以外にも、ヒロインらしからぬさまざまなセリフがあるので紹介します。
サイコパス・マリンのセリフ集
- ツボを割ると通常時は注意されるが、たまに
「キャーーーッ!
わって!わって!
どんどんブチこわしてっ!!
・・・
えっ?なに?どうかしたの?」 - オカリナで”かぜのさかな”を演奏すると・・
「イマイチ・・・
えっ!?私何か言った?気のせーよ!気のせー!」 - スコップで穴をほると・・
「キャーッ!ほって!ほって!
どんどんほりまくって!」
と発狂
そのほか、クレーンゲーム屋では店主をゲットするほどの腕前を披露。
”プロお断り”と店を追い出されます。
マリンちゃん・・
このキャラは番外編だから許されていますよね。

そして二人目はこの人。

村の道具屋の店主です。
ここでアイテムを持ってお金を払わず店を出てしまうと・・


そして何よりも怖いのはこれ以降名前が「どろぼー」になってしまうこと・・
今まで名前で呼んでくれていたマリンちゃんも、実に自然に「どろぼー」と呼んできます。
一度盗めばラストまで「どろぼー」と呼ばれ続けます。
このオヤジ最強じゃない!?
いや、何度斬られても死なないニワトリこそ最強か!??
”この辺年々厳しくなりつつあるコンプライアンス的にどうなの?”
と思っていましたが、リメイクのSwitch版でも健在です。
夢をみる島はこういった裏小ネタ系も魅力のひとつなので、そのまま変わらずでよかった・・!
スポンサードサーチ
怖いゼルダ⑤トワイライトプリンセス
トワプリは全体的にシリアスで暗く、怖いイメージ。
歴代ゼルダの王道ストーリーのシリアス系(「神トラ」「時オカ」「トワプリ」)はどれもそんな雰囲気ですよね。

トワプリはそもそもの設定がこわい!

魔物におびえる兵士の魂・・

リーデットに負けず劣らず怖い存在


顔はちょっとかわいいかも・・?(笑)
ザント「生か・・・・」
に続くのは「ハイボールか・・・」
ではなく、「生か死か」です。
(ああ怒られるわぁ・・・笑)
でも私がトワプリでいちばん怖かったのは・・・


「おばちゃん」です・・・
怖いしキモイよ・・・
リンクもこの表情(笑)
おばちゃんのファーストインプレッションが最悪すぎてドン引き、しばらくゲームを放置したくらいです・・
「これ私ノリ合わないわぁ・・」って・・
でもですね、別記事でも書きましたが、落ちまくってクリアできないんじゃないかと心折れかけた”天空都市”のダンジョンではこのおばちゃんたちにめちゃくちゃ癒されました・・!
「けっこう使える女」おばちゃん。やるね!
おわりに
ちょっと怖さがあるのもゼルダの魅力の一つ。
ホラーが苦手過ぎなければ遊べるくらいの絶妙なラインをこれからも保っていってほしいですね。
(というホラーが苦手なプレイヤーの個人的希望で〆ます)
